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MEOの効果測定は何を見る?Googleマップの数字と実際の予約を確認する方法

MEOの効果測定でマップの数字と実際の予約を確認する、しろくまBOOSTの記事アイキャッチ。グラフを表示したパソコンと地図のピン、予約ノートのイラスト。
shirokumap

MEOの効果測定では、検索順位、Googleビジネスプロフィール上の行動、実際の予約・問い合わせを分けて確認します。順位は見つけられやすさを考える材料、通話ボタンやウェブサイトのクリックは連絡へ進む途中の行動です。最終的に予約や相談へつながったかは、うちの店なら予約台帳、工務店なら問い合わせ記録など、受付側の数字と照合して判断します。

「Googleマップの数字は増えているけれど、売上につながっているのか分からない」。そんなときは、まず何の数字が増えたのかを分けてみてください。私は、順位の報告と、店で受けた予約・問い合わせを並べて考えることを大切にしています。

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスを確認する

MEOは、Googleマップなどで地域のお客様に見つけてもらうために、店舗情報を整える取り組みです。GBP(Googleビジネスプロフィール)の「パフォーマンス」では、プロフィールの見つけられ方や、その後の行動を確認できます。[1]

対象期間をそろえ、見つけられ方と行動を確認する

管理用のGoogleアカウントでプロフィールを開き、「パフォーマンス」で期間を選びます。利用にはオーナー確認が必要です。[1]

比較するときは、同じ長さの期間を使いましょう。前月と比べるだけでなく、営業日、休業、繁忙期、広告出稿の有無も記録します。営業日が違う月の合計値だけでは、運用による変化か判断しにくいためです。

最初に見る項目は、次のように整理できます。[1]

項目示していること
検索プロフィールの表示につながった検索語句
閲覧数プロフィールを閲覧したユーザー数。単純な延べ表示回数とは異なる
通話数プロフィールの通話ボタンがクリックされた回数
ルート店舗へのルートを検索したユーザー数
ウェブサイトのクリックプロフィール内のウェブサイトリンクがクリックされた回数

検索語句では、店名で探されているのか、地域名やサービス名で見つけられているのかを見ます。行動の数字では、電話・サイト・アクセスのどこへ関心が向いているかを確かめます。いずれも、単独で予約や売上を表す数字ではありません。

利用できる指標はビジネスによって異なる

すべてのプロフィールで同じ指標が出るわけではありません。「予約」のデータ取得にも予約プロバイダ経由の管理という条件があります。項目がないだけで、予約が入っていないとは判断できません。[1]

また、パフォーマンスには自然検索とGoogle広告のデータが含まれます。広告を出した期間の増加を、そのままMEO運用だけの成果としないようにしましょう。「検索」の指標は毎月月初に更新され、表示まで5日ほどかかることがあります。確認日を残し、反映途中の数字で結論を急がないことも大切です。[1]

管理画面の数字と実際の来店・問い合わせを分ける

通話ボタンのクリックと、通話成立・予約成立の違い

管理画面の通話数を、そのまま「電話で予約が入った件数」としていませんか。通話数が数えるのはボタンのクリックです。[1]

実際の受付では、つながったか、何についての電話だったか、予約が確定したかを分けて記録します。クリック後に発信をやめることもあれば、電話がつながっても営業時間の確認だけで終わることもあります。

着信履歴だけでも予約成立は分かりません。「問い合わせを受けた」と「予約が決まった」を別欄にすると、どこまで進んだかを確認できます。

経路検索・ウェブサイトのクリックを来店数と同一視しない

ルートを調べた方が、その日に来店したとは限りません。ウェブサイトを開いた方が、予約フォームの送信まで進んだとも限りません。

そのため、ルートの数字に一定の割合をかけて来店数を推定したり、ウェブサイトのクリックを予約数として数えたりする方法は、本記事ではすすめません。受付記録で確かめられた成果と、まだ分からない部分を分けるほうが、次の判断に使えます。

治療院・美容室の予約、工務店の相談を受付記録と照合する

まずは既存の予約台帳や問い合わせ一覧に、次のような欄を加えてみてください。

記録する項目書く内容
受付日・受付手段電話、予約フォーム、LINEなど
知ったきっかけ本人に確認できたGoogleマップ、紹介など。分からなければ不明
受付内容新規予約、変更、料金確認、工事相談など
その後の結果予約確定、来店、現地調査、見積もり、成約など
重複の確認同じ方の電話とフォームを、別の新規相談として数えていないか

治療院や美容室なら、新規予約と予約変更を分けます。工務店なら、相談受付と現地調査、見積もり、成約を分けると、問い合わせ後の進み方も見えます。

「何を見て知りましたか」と確認できれば、その回答を記録します。Googleマップを見てから店名検索やLINE経由で連絡する方も考えられるため、最後に使った受付手段だけで、知ったきっかけを決めないようにします。

同じ期間でも、プロフィールを見た日と予約した日がずれる場合があります。管理画面と受付記録の数字が一致することを前提にせず、確認できた経路と不明な経路を残してください。

公表事例から考える、順位と成果を併せて見る意味

自院の地域1位・予約3倍、工務店の3位・月2件を別の指標として示す

うちの鍼灸院とジムでは、MEOに取り組み、3ヶ月で地域1位、マップ経由の予約数は3倍という結果が出ました。創業50年の工務店では、検索圏外から3位となり、問い合わせは月0件から月2件へ安定して増加しました。[3]

対象順位の実績予約・問い合わせの実績
うちの鍼灸院・ジムMEO3ヶ月で地域1位マップ経由の予約3倍
創業50年の工務店検索圏外から3位問い合わせ月0件から月2件へ安定して増加

順位と予約を別々に示しているのは、役割が違うためです。地域で見つけてもらえるようになったかと、実際の連絡が増えたか。その両方があって、事業としての変化を考えられます。

事例の数字だけで再現性や個別施策の効果を断定しない

これらは個別の実績です。同じ期間、同じ順位、同じ予約増加を約束するものではありません。また、写真の追加や投稿など、特定の作業だけで予約が増えたと切り分けられる数字でもありません。

Googleはローカル検索の主な要因として、検索との関連性、検索する方からの距離、知名度を挙げています。[2] 順位を比べるときは、検索語句や確認地点、確認日時などの条件もそろえて記録しましょう。「地域1位」という事例を、すべての地点・検索語句で常に同じ順位になるという意味には使いません。

数字の変化から、次に見直す場所を決める

見つけられていない場合と、行動・受付に至らない場合を分ける

数字を確認したら、次に調べる場所を決めます。下の表は原因の断定ではなく、確認を進めるための目安です。

気になる状況次に確認する場所
閲覧が少なく、想定する検索語句でも見つけられていない業種・サービス・所在地・営業時間の情報が実態に合うか
閲覧はあるが、電話やサイトへの行動が少ないサービス内容、写真、料金や利用方法から、相談前の疑問に答えられるか
サイトへのクリックはあるが、問い合わせが少ないリンク先の表示、予約ボタン、フォームの入力や送信に支障がないか
連絡はあるが、予約・商談につながりにくい受付時間、折り返し、対応エリア、希望内容とのずれがないか

たとえば、フォームに不具合があれば、プロフィールを更新し続けても、その先で問い合わせを逃す可能性があります。実際にスマートフォンでリンク先を開き、利用者の立場で確認してみてください。

変更日・変更内容と、次回確認する項目を記録する

運用記録には「いつ、何を、何のために変えたか」を残します。サービス情報を直したなら検索語句と行動、予約案内を直したなら問い合わせ・予約の受付状況というように、確認したい項目も決めておきます。

大きく内容を変えた期間は、広告やキャンペーン、休業なども併記しましょう。いろいろな変更を同時に行うほど、どれが変化に関係したかは判断しにくくなります。数字が動いたことと、その変更が原因だということを分けて考えます。

毎月の確認では、管理画面と受付側の数字を同じ表に並べ、気になった点と次に確認することを短く残す方法から始められます。業種や予約までの期間が違うため、共通の合格点を置くより、自分の店の推移を蓄積することを優先してください。

FAQ

順位が上がれば効果が出たと考えてよいですか?

見つけられやすさの変化を示す材料にはなります。ただし、集客の目的が新規予約や相談なら、その件数も確認します。順位の測定条件を残し、同じ期間のプロフィール上の行動と受付記録を並べましょう。

通話数と予約件数が一致しないのはなぜですか?

ボタンを押した段階と、予約が決まった段階では、数えている行動が違うためです。受付側では通話成立、相談内容、予約確定を分けて確かめてください。電話以外からの予約も別に確認し、通話数だけで予約全体を判断しないようにします。

外注先にはどの数字を報告してもらえばよいですか?

対象期間、順位と測定条件、プロフィールの閲覧・検索語句・行動、実施した作業、次に確認する点をそろえてもらいましょう。実際の予約や商談は自社で把握する部分もあるので、受付側が何を共有するかも決めておきます。管理画面のクリックと実際の予約が分かれた報告なら、経営判断に使いやすくなります。

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しろくまBOOSTのMEO支援と料金のご案内

しろくまBOOSTでは、Googleビジネスプロフィールの情報整備、写真更新、口コミ対応、投稿運用などのMEO支援を行っています。ホームページ制作・運用、Instagram運用、LINE構築もあわせて相談できます。[3][4]

依頼する際は、順位の確認だけか、プロフィール上の行動も整理するのか、実際の予約・問い合わせとの照合をどこまで行うのかを、対応範囲として確かめてください。

料金は事業規模・依頼内容によって異なるため、無料相談で現状を伺ってからお見積もりしています。まずは無料のGoogleマップ診断で、現状の課題と費用感の目安をお伝えすることもできます。[4]

私は、まずうちの店で実践し、その経験をお客様への支援に活かすことを大切にしています。「あなたの会社のWeb担当」として、店側で起きていることも伺いながら、次に見直す場所を一緒に考えます。

管理画面と実際の問い合わせを整理して、運用を見直しましょう

まずは直近の対象期間を決めて、パフォーマンス画面と予約・問い合わせの受付記録を並べてみてください。経路が分からないものは、不明のままで構いません。分からない部分が見えることも、測定を始める意味があります。

運用の見直しをご相談いただく際は、対象期間、管理画面で気になった数字、新規予約・相談の状況、最近変えたことをお知らせください。相談時の資料は、氏名や電話番号を伏せた集計で十分です。

しろくまBOOSTの公式サイトから相談する

この記事の執筆者

嶋田晃(しまだ あきら)/しろくまBOOST代表

土浦市でしろくま鍼灸院・しろくまFitを運営。うちの店での実践をもとに、地域ビジネスのMEO、ホームページ制作、SNS運用、LINE構築を支援しています。

参考資料

確認日:2026年10月24日

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嶋田 晃
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しろくまBOOST代表。 地域密着ビジネス専門のWEBマーケター。 MEO対策・HP制作・Instagram運用・LINE構築を組み合わせ、 「集客が回り続ける仕組みづくり」を支援している。
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